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「20歳頃まで―画塾で学んだ時代」の詳細情報
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テーマ名称 20歳頃まで―画塾で学んだ時代
期間 2014年10月11日(土)~2014年12月7日(日)
展覧会名称 生誕140年・没後60年記念 水彩表現の開拓者 三宅克己回顧展
説明 三宅は16歳のとき、大野幸彦の画塾に入学し、西洋絵画の手本を模写するところから描写技術の修行を始めています。〈石庭〉(No.1)は、その頃のようすを伝える貴重な作例です。また、大野画塾時代の三宅は、イギリス人画家ジョン・ヴァーリー・ジュニアの作品と出会うことで、水彩画家としての道を見出しています。大野が病没した後は、ドイツ留学の経験を持つ原田直次郎に師事。本格的に水彩画を描くようになります。その頃の勉強の成果は、〈祠堂〉(No.6)、〈本郷薬師堂〉(No.7)などからうかがうことができるでしょう。京都遊学もはたし、写生地を広げながら、めきめきと写生の力をつけていた時期でした。坂道を歩く母子の後姿を描いた〈切り通し〉(No.15)は、父を亡くした後の作品です。
コピーライト 徳島県立近代美術館 2006
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