出展テーマ詳細情報
「戦後の展開 3.日本の活況(3)その後の展開」の詳細情報
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テーマ名称 戦後の展開 3.日本の活況(3)その後の展開
展覧会名称 コレクションでみる 20世紀の版画
説明 1960年代末から70年代に掛けて、先にみたような、絵を生み出すために版と格闘する作家たちとは別の態度で、「版を活用する」傾向が表れます。いよいよ版画はもはや一つの規定でくくり切れないほどの広がりを持つにいたり、俗に「版画概念の拡散」と呼ばれるような状況が訪れました。間接性(絵の具で直に描けない)、プロセス性(製版や印刷などの手順を踏まなければならない)といった版画の不自由な特性が逆に、表現の方法深く問い直すための、有用な武器として活用されたのです。
コピーライト 徳島県立近代美術館 2006
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