鈴木 良治

画家画家



  

鈴木良治です。

絵をかいています。油絵や水彩をやっております。

審査員という役で参加させていただきました。

とても皆様の作品を、・感動しながら楽しく審査をさせていただけたので、こちらも頑張らないといけないと思いました。

賞のかたちはこういう形になりましたけど、その他の作家の皆様の作品は全部見て、やっぱりそれぞれ初めて出された作家の方々、あと重ねてチャレンジしてくださっている皆さんの作品、ちょっとずつ変わっているんだなとよく分かりました。

「Ramsay(ラムジー)さん」の作品ですけれども、角を曲がってみた瞬間に、"すげぇ"と、もう圧倒的なインパクトと、巻き込む力というものがすごくある作品でした、ひとつずつ丁寧に見ていくと、ひとつずつにすごく神経を注いで、目立たないようにしようとか気付かれないようにしようとか、それは全て見せたいものを作るということにつながっていているんだなっていうのを見ながら感じました。それで瞬間に"ワァッ"という迫力につながったのではないかと思います。あと、手の上にのっているワードっていうものがどういったものなのか、お話が聞けたらいいなと思っております。

「穴山さん」
僕は春を待つ。という暖色系の作品がすごく感動的で、ぼくはあれが織りか絵画.で言うなら、絵画としてみました。で、すごく楽しい作品ですし、なんかおいしい食べ物を食べる時と同じで、見て頭の中がすごく楽しくなるような作品になっていました。他の二点もすごく迫力があったんですけど、ぼく個人は春を待つ。がすごく好きです。

「伊丹さんの作品」
ふわっとした右手の作品、赤い実…お花ですね、ふわっとした作品がすごく気になりました。あれがまた、次の展開どうなるのかというのが見てみたいなと思いがありました。

「まるおかさん」の作品ですね、
あの、ろうそくのパーツと羽の意味合いとそれは例年の続けてる作品だと思うんですけれど、絵画と平面性をどういうように解釈してああなったのかなというのがすごく気になる提示というか設置のしかただったのかなと。今後、また次の作品をどのように展開するのかが、すごく楽しみでした。

「尾田さん」の作品
伊丹さんの後、振り向いてみた時"ワァッ"と驚いた作品で、すごく清々しい、そして緊張感のある作品だと思いました。どの角度から見ても楽しい仕上がりになっていたので、すごく工夫されているなと思いました。

「s0gno (ソーニョ)さん」
最初は全然わけが分からなくて、なんで隠す?見せろ、というような気持ちがあって、1こずつ追い掛けていくと、あ、そういう仕組みなのかと、追いかけて自分で体験していくうちに、見るということ、絵と描くということを考えさせられる。 絵を描くということと、見えないということと、見えているということの違う方向からも、考えられる仕組みとなって、それと、あの黒い触察図自身も、巨大化したり、色を変えたりとか、展示のかたちを変えれば、1つのアートとしても、脳みそに直接くるおもしろいアートかなと思いました。とても感動出来る、頭のイメージの中で楽しめる作品になっていたと思います。

あともう一つ、「あまべっこさん」 すごく作品の数が多く、壁面を物で埋めていくそのエネルギーというものを、振り向いた瞬間に圧倒されて、思わず…僕はものすごい点数をつけました。

次回もチャレンジを続けて、僕も作品を皆さんと一緒に展示できたらなと、思っております。それで、負けないよう頑張りたいと思いますので、よろしくお願いします。
ありがとうございました。