審査員写真

若林 優佳

Yuuka Wakabayashi

ダンス講師

 


  

若林と申します。

賞を受賞された皆さま、おめでとうございます。 今回残念ながら賞を受賞されなかった皆さまも本当にお疲れ様でした。

今回初めて審査員を務めさせていただいて、幅広いジャンルの方々のパフォーマンス、とても楽しく拝見させていただきました。そしていろんな感動を与えてくださり本当にありがとうございました 一言ずつですが、コメントを添えさせていただきます。

まず、一番最初にパフォーマンスをしてくださった「ふなき家こびん太」さん。今回一番ということで出演者宣誓をしていただいたことがすごく印象に残りました。そこからチャレンジとくしま芸術祭にかける強い意志と見ている人を楽しませたい、落語が好きという気持ちが伝わってきました。次回もぜひチャレンジしていただけたらと思います。

次に、「山口和也」さん。今回は落語とミュージカルを合わせたものを一人芝居でしてくださいました。私が個人的に思った提案ですが、今度はダンスとかは…どうでしょうか?(笑)ぜひ楽しみにしてます。

ジャグリングをされた「Juggler A→G」さん。 もう少し長い時間見たかったなということが審査員全員が思ったことです。音楽に合わせてジャグリングをするというのはすごく難しいことだと思います。来年もまた難易度の高いチャレンジを期待しています。

今回審査させていただき全体を通して思ったことはもう少し、見られているということを意識してパフォーマンスをしていただけたらと思います。もう実地されてる方もいらっしゃると思いますが、動画を撮影しながら練習に利用していただけたらと思います。ダンスでしたら振付が合っているとか、手の位置が揃っているとか、そういうことではなく、それはそれで大切なことですが、自分がお客さんとしてその映像を見たときに、何か“パッ”と伝わってくるものが毎回の練習であるかどうかというのがすごく大切です。 自分が楽しむということはもちろんですが、見ている人にも楽しんでいただくということ、楽しむプラス感動。見ていて涙が溢れる、すごく辛い気持ちが伝わってくるとか、表現の中でそういうことを感じてもらえるように少し研究してみると、今よりもさらにステップアップできると思います。

最後になりますが、今回参加してくださった皆さま、そして関係者の皆さま、本当にありがとうございました。そしてお疲れ様でした。