はじめに
 
 特別展「スウィンギン・ロンドン50's−60's」を開催します。スクーター、自動車からテレビや家具などのデザイン製品、ファッション、音楽とバラエティに富んだ構成で、世代・趣味を越えて幅広く楽しんでいただける内容です。当館では2001年の「キッズ・サイズ・デザイン展」以来、10年振りのインテリアから製品デザインにまたがる、ライフスタイルにスポットを当てた企画となります。
 若者文化が主役となり世界的な注目を集め、スウィングする街と呼ばれたロンドンとその時代を輪切りにして見せることが本展のねらいです。「若者に不可能はなかった」を展覧会のキャッチフレーズとし、新しい文化を生み出したその情熱がすべての世代の皆さんのハートに届く機会となることを願っています。
 デザイナーによるセミナーやワークショップ、展示会場でエレキギターを聴くロックントーク・ショーなど多彩なイベントに加え、「阿波藍メッセ2011」とのコラボ企画として、穴吹デザインビューティカレッジ学生によるファッション・ショーを展覧会オープニングに行うなど、楽しい企画も目白押しです。
 

2011年09月19日

>>穴吹デザインビューティカレッジ様のサイトコーディネイト、メイク、ヘア、そしてモデルさんにいたるまで、すべてが若い力そのもののショーです。美術館ロビーに響くロックミュージック、モデルさんのウォークに注がれる熱い視線。夢のような空間が美術館に実現しました。やっぱり真ん中に若者、これが一番。すばらしいオープニングイベントとなりました。おとなりの施設の皆様、ご協力ありがとうございました。また混雑でご迷惑をおかけしたお客様にはあらためてお詫びと感謝を申し上げます。

スウィンギン・コレクション (阿波藍メッセ2011コラボ企画)
9月18日(日)13時
9月19日(月・祝)14時

企画:穴吹デザインビューティカレッジ学生
協力/モデル:アン・モデルエージェント
60年代ミュージック生演奏:THE春夏秋冬(清水浩行・秋山進之介)
美術館ロビー/観覧無料

2011年09月14日

自動車や家具の展示にちなんで、ワークショップとセミナーを開催します。めったに触れる機会の少ないカーデザイン入門、そして地元徳島の家具工房から名作を送り出しているプロダクトデザイナーを囲んでの車座セミナー。いずれも貴重なチャンスです。ご応募お待ちしております。

10月2日 ワークショップ 講師:石井明さん
 【9月20日締切・定員20名=往復はがきかFAXで申込】

10月9日 車座デザインセミナー 講師:村澤一晃さん
 【定員25名・電話かメールで申込、先着順】

10月2日 ポイント解説 講師:石井明さん
 【申込不要。ワークショップ参加者と合流して展示作品を鑑賞します。要観覧券。】

2011年09月13日

エフエムびざんさんにまたまたお邪魔させていただきました。たっぷり一時間展覧会のことを取り上げていただき、感謝です。言っちゃった分実現していかねばなりません。堀部さん、沈黙と飛躍の多い不心得者にじっくり向き合ってくださりありがとうございました。

B-STEP TALKING 9月13日(火)11:00-11:58 エフエムびざん

2011年09月12日

ぞめき欄でスウィンギン・ロンドン展のことを紹介してくださっています。暖かいエールをいただきました。ありがとうございました。
 
いよいよ今週は飾り付け本番です。
 
 
 

2011年09月02日

エフエムびざんの山口さんに展覧会の話を聞いてもらいにうかがったら、ものすごくおくわしく話の尽きることのない楽しい時間に。こわごわ生放送の番組にお邪魔することになってしまいました。色々なライブの情報がゆきかう楽しい番組で、貴重な経験をさせてもらいました。当たり前のことですが、しゃべるの難しいです... 接近する台風の中での放送でした。

レインボーMIX 9月2日(金)10:30-11:58 エフエムびざん

2011年07月26日

展覧会ポスターができあがりました!
自信ある若者とは、すべての人のファッション、デザイン、カルチャーに胸ときめかせるハートの若さを言っています。世代を越えて共有していきたい、そんなガッツを如月舎さんのデザインが形にしてくれました。早く皆さまの目に触れる機会がおとずれますよう。

2011年07月21日

1 「阿波藍メッセ2011」コラボ企画 スウィンギン・コレクション 9月18日[日]13時、19日[月・祝] 14時(約20分) 60年代ミュージック生演奏有り。 企画:穴吹デザインビューティカレッジ学生 協力:アン・モデルエージェント 美術館ロビー/観覧無料


2 ワークショップ 体験! スーパーカーデザイン入門 10月2日[日]午後1時−4時 石井明[カーデザイナー・九州大学大学院芸術工学研究院教授] 美術館ロビー/大人から小学生まで 定員20名(往復はがきまたはFAXで申込 締切9月20日必着) 参加無料 *作品は展覧会場に展示します。返却希望の方は会期終了後にご来館願います。


3 ポイント解説 スタイリングの秘密 カーデザインから エレキギターまで 10月2日[日] 午後3時30分−4時 石井明[カーデザイナー・九州大学大学院芸術工学研究院教授] 展覧会場/申込不要 *展覧会の観覧券が必要


4 車座デザインセミナー かたちの生まれかた見つけかた 10月9日[日] 午後2時−3時 村澤一晃[ムラサワデザイン/国内外150の工場を歩き回る股旅デザイナー] 美術館ロビー/参加無料/定員25名 (電話かメールで申込。先着順) art-e☆mt.tokushima-ec.ed.jp(☆を@に変えて入力してください)


5 ロックントーク・ショー ブリティッシュ・ロックはかくして燃え上がった 10月16日[日] 午後3時開演(約60分) 柳町春雨[ギタリスト・coconuts studio主宰] 展覧会場(!) *展覧会の観覧券が必要


6 映画上映  9月25日[日] 欲望 1966年英 10月30日[日] 2001年宇宙の旅 1968年米 午後2時開演 入場無料/1Fミニシアター


7 学芸員による展示解説  10月10日[月・祝]、10月23日[日] 、11月3日[木・祝] 午後2時−3時 *展覧会の観覧券が必要


8 こども鑑賞クラブ スウィンギン・ロンドンの巻 10月29日[土] 午後2時−2時45分 対象:小学生/申込不要/参加無料 (保護者同伴可。観覧券をお求めください)

 ジミー・ペイジ氏愛蔵  偉大なロックバンドLED ZEPPELINのギタリスト、ジミー・ペイジ氏愛蔵のギターと衣装を出品。世界初・日本初のレアな企画です。2年の巡回を経て、ここ徳島が最後の会場となります。
 
   これが世界最古のミニ  愛され続ける永遠の名車ミニ。その世界で最初のモデルが原型をとどめ徳島の展示スペースに登場。この奇跡をあなたは見逃しますか?
 

 
モッズといえばベスパ  なぜスクーターか? イカした衣服が汚れないようにです。日本でも大人気のベスパ。モッズコートと合わせてご覧あれ。
 
 ミニの最初  こちらもミニの最初。世界と日本の女性たちを元気にカッコよく進化させたミニスカートはロンドンのストリートから誕生しました。それを世界標準に仕立てたのがマリー・クワントその人。
 
 ロックがビンテージになった日  ロックの誕生に立ちあってきた年代物のビンテージギターが並びます。この'デザイン'が60年代の音をつくった。
 
   あなたの思い出の名曲は  100枚のLPレコードジャケット(若い人わかりますか?)が会場せましと勢揃い。残念ながら聴くことはできませんがまさにアーティストのキャンバスといってよい当時のグラフィックにドキドキです。徳島会場だけのレアものもアリ。
 
   3本足の理由  座と背が一枚の合板で成型された世界初の椅子。ヤコブセンとフリッツ・ハンセン社の名声を決定づけた。3本足の理由は…会場でご一考を。このほかテキスタイル、食器、カトラリー、ファッション小物など当時の雰囲気たっぷりです。
 
 レトロというより未来形  科学の時代=1950年代をリードした、ブラウン社の合理的なデザインは今見てこそ新鮮。世界最小のラジオはソニー社製でした(当時の東通工)。本物の先駆けは不滅です。
 
   ポップはスタンダード  真っ赤なタイプライターにランプ。時代がサイケにわいた60年代のカラフルなデザインもまた今となっては一つのスタンダード。美意識にスパイス。
 
10 カメラマンの欲望  スウィンギン・シックスティーズのキーパーソンがファッション・カメラマン。スターたちのポートレイトや、会場に流れる映画「欲望」のワンシーンがあなたの目線を釘付け。
 

はじめに
 
 特別展「スウィンギン・ロンドン50's−60's」を開催します。スクーター、自動車からテレビや家具などのデザイン製品、ファッション、音楽とバラエティに富んだ構成で、世代・趣味を越えて幅広く楽しんでいただける内容です。当館では2001年の「キッズ・サイズ・デザイン展」以来、10年振りのインテリアから製品デザインにまたがる、ライフスタイルにスポットを当てた企画となります。
 若者文化が主役となり世界的な注目を集め、スウィングする街と呼ばれたロンドンとその時代を輪切りにして見せることが本展のねらいです。「若者に不可能はなかった」を展覧会のキャッチフレーズとし、新しい文化を生み出したその情熱がすべての世代の皆さんのハートに届く機会となることを願っています。
 デザイナーによるセミナーやワークショップ、展示会場でエレキギターを聴くロックントーク・ショーなど多彩なイベントに加え、「阿波藍メッセ2011」とのコラボ企画として、穴吹デザインビューティカレッジ学生によるファッション・ショーを展覧会オープニングに行うなど、楽しい企画も目白押しです。

展示ストーリー
 
「才能ある若者に不可能はなかった」 − ポール・リーブス ※
 戦争による荒廃から復興し豊かさの時代を迎えた1950−60年代のヨーロッパでは、テレビや冷蔵庫が一般家庭の手に届くものとなりました。スクーター、小型トランジスタラジオなど、今日の暮らしにつながるデザイン製品も登場します。
 こうしたライフスタイルの変化にいち早く反応したイギリスの若者たちは、音楽やファッションに興味を持ち、個性と刺激を求めていきます。ビートルズ、ローリング・ストーンズなどのバンドがイギリスから世界へ羽ばたき、モッズ・ルックやミニスカートのツイッギーが登場。ロンドンは若者文化の発信地となったのです。「スウィンギン・ロンドン」と名づけられた、この1960年代の興奮と熱狂の中、様々な分野に新しい才能が芽生えていきました。
 本展は1950−60年代にロンドンで日常生活に取り入れられた各国のインダストリアル・デザインとともに、ファッションや音楽をベースとした若者文化を取り上げ、当時のライフスタイル全般を見つめ直します。
 ※ポール・リーブス=16歳でファッションデザイナー、メーカーのオーナーとして活躍。

 
出品内容
 
 スクーター、車などの乗り物、ラジオやテレビ等の家電製品、カメラ、家具、ファブリック、食器、服飾、ギター、レコードジャケット、ポスターなど約150点。ロンドン在住の装飾美術キュレーター、マイケル・ホワイトウェイ氏、ロックギタリストのジミー・ペイジ氏をはじめとする内外の所蔵家のコレクションにより構成されます。

2011年07月14日

秋の特別展「スウィンギン・ロンドン」のサイトへご来訪ありがとうございます。多彩なイベント情報など見どころ、参加どころをこれから9月に向け順次発信していきます。いましばらくお待ちくださいませ。