まず、グランプリにかがやきました尾田 稔子さんでございますが、素材の力を使った完成度の高い表現が、多くの委員から評価を得たところでございます。
続きまして、準グランプリのタニザキ ヒロエさん。今まで扱わなかったモチーフに挑戦し、描き方も思い切った抽象画と力のこもった表現をされた、ということが非常に印象的でした。
続きまして、チャレンジ奨励賞です。まずは、安慶田 渉さんですね。日常的に消費される広告チラシを非常に巧く使って、表現造形に結びつけた、ということでございます。
続いて伊丹 直子さんですが、かまぼこ板という統一したユニットを用いた構成と、三点の中でも鳥の描写が非常に優れたというところでございます。
続きまして宗谷茜さん。チャレンジとくしま芸術祭ではこれまで見られなかった傾向の作品、映像を使ったということで、今まで無かった、という表現でございます。社会批判への可能性も強く感じられたという点で、委員の意見がまとまったところでございます。
そして最後にMIP賞に輝きました、和布遊び仲間どなりさんですね。参加している方々が非常に楽しんで表現している様が非常に好感が持てたということでございます。おめでとうございました。
で、総じてのコメントということでございますけれども、皆さん作品に一生懸命取り組んでいらっしゃるということが伝わってくる、まあこれは当然なんですが、主催者側としても、作品を通じてこの方々が非常に制作活動を楽しんでいらっしゃる、そういう感じが伝わってくるということについては、主催者側としては非常に喜びの限りでございます。
これからも皆さん方のやる気とチャレンジ度に支えられまして、このチャレンジとくしま芸術祭を計画していきたいと思います。このチャレンジとくしま芸術祭の主役は皆様方でございますので、これからも末永くお付き合い願えればと思います。
どうもありがとうございました。